外構 デザイン

外構(エクステリア)デザイン

外構は住宅の敷地内に作られる塀や庭、車庫などを指します。住宅の部屋などの内部空間を指すインテリアとは逆に建築物の外の空間と言うとわかりやすいでしょうか。外構を広い意味で言うと歩道や駐車場、公園や街並みも含まれるでしょう。
外構は家などの建築物を建てる前に計画的に設計をしておかなければ、後悔してしまいます。計画する上で注意しなければいけないのは将来のことも考えるということです。家族構成や車の台数など後々に変えようと思うと費用も多くなり大変です。そのような問題を考えるためにも外構のデザインを考えていきましょう。

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外構デザインの費用

外構はデザインするだけの費用というものはないと思います。実際に工事や材料費なども含めて見積もりが出ます。一般的には家の建築費には外構費は含まれていません。

そして費用は家の1割の金額が外構にかかると言われています。家を建てるときにかかる費用としては、結構お金がかかることを覚悟したほうがいいです。後からやれば良いという人もいますが、それでは遅いこともあるので家を建てる前に考えましょう。


外構デザインのプラン例

プランにはオープン外構、セミクローズド外構、クローズド外構の大きく三つのスタイルがあります。外構デザインはそれぞれのスタイルによって家の印象を変えていきます。それぞれの外構の特徴を見ていきましょう。

オープン外構

オープン外構は敷地の周囲に塀を造らないタイプです。開放的な部分が魅力的で自然な感じを演出したいと希望する人には良いでしょう。駐車スペースをとるのにも良いでしょう。植物などがあると見栄えがよくなります。

セミクローズド外構

オープン外構とクローズド外構を合わせたようなタイプで、一般的だといえます。オープンではないので外からの視線をさえぎることができ、中から外の景観を見ることができます。バランスの良いタイプです。

クローズド外構

門扉や塀を設置して、外から家の中があまり見えないようになっています。閉塞感のないように庭を明るく色合いを考えたデザインにすると良いでしょう。広い庭を持っている人にはオススメな外構なのではないでしょうか。


外構デザインの流れ

外構デザインの一般的な流れについて紹介します。

1.相談・打ち合わせ

インターネットや会社に行き、プランナーの人と相談します。サンプルや図面、カタログなどの資料をよく読んで希望を話しましょう。

2.現地調査

実際に現地調査をします。家のデザインや色、土地の高低差など必要な情報を調べてくれます。デザインする場合、実際に現地に行ってみないとわからない情報もあると思いますし、失敗しないためにも必要でしょう。

3.外構デザインの設計・完成図作成

この段階で見積もりとデザインについて打ち合わせをします。失敗のないようにじっくりと満足するまで何度でも対応しましょう。

4.契約・施工開始

自分が満足のいく内容になったら契約し、施工開始となります。工事中に何か気づいたことがあったら、何でも言うようにしましょう。

5.完成

工事が終わると完成になります。

これが外構デザインの流れになります。後々に問題にならないように事前にしっかりと計画を立てて、気づいたことがあればすぐに言うようにしましょう。